たまには手書きの手紙はいかが?

 下の画像は関勉先生の直筆の原稿です。1000枚以上あります。なぜこんな珍しい物が大量に私なんぞのところにあるのかって?
 うふふふ…..。
 それは秘密です。

関勉先生の原稿

 って、それでは記事にならないですねえ。
 実はこれ、関先生のホームページ(コメットハンター関勉のホームページ)の原稿なんです。
 現在は電子メールで届くのですが、最初の何年かは手書きの原稿が届いて、それを私が入力し更新していたのです。入力済みの原稿は捨てても良かったのですが、やはりファンの一人としては手元に置いておきたくて、部屋の隅に積み上げていたんです。でも、よく雪崩現象がおきるのでクリアブックに入れました。まだ何枚かあるのであと1冊必要です。
 古い原稿を読んでいると懐かしく、当時のことをいろいろ思い出します。
 現在は電子メールに変わったのでもう手書きの原稿が届くことは無いと思います。
 メールはすべて保存しているのですが、やはり手書きに比べると味が無いですね。

 私は時々山内家宝物資料館などに行って、将軍家からの書状や、織田信長、豊臣秀吉などだれもが知っている歴史の人物が書いた手紙など見ます。また戦の記録などが美しい小筆で書かれた書物など見ると貴重だなあと思います。これも、紙に記録しておいたからこそ現在に伝わったようなものだと思います。
 現在の電子の手紙は何年先まで残るのでしょうね?私はバックアップを取ったり、メールソフトをあまり変更しないように気をつけたりしながら、インターネットを始めた頃からのものを保存していますが、大部分の人は、すぐに消去したり、ハードディスクが壊れて消失したり、コンピュータウィルスに感染して失ったりしているのではないでしょうか。
 私にしたところで、私が死んでしまうと、このパソコンの中身は見えないし、いろんな記録の存在も知られること無く消失するのでしょう。せっかく作ったホームページもサーバーの解約や停止と同時に消えうせてしまいます。
 DVDに記録して保管したとしても、わずか30年後、誰かが中身を見ようとしてもたぶん再生できる装置は存在しなくなっていると思います。
 何ヶ月か前のテレビで、関先生が奥様に送ったラブレターを見せながら、当時のことを仲良く語っているシーンが放送されていました。
 現在は携帯電話でラブレターを送る時代。若き日の想い出も機種変更と共に消え去るのでしょうか。



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2 comments for “たまには手書きの手紙はいかが?

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