美しいものには毒がある…..か?

 今日は寒い雨の一日でした。
 いつものように健康管理をかねて昼休みに会社の周りを歩いていたところ、赤い木の実に群がる"めじろ"を見つけました。

逆さまに木につかまっている"めじろ"

 目立つ赤い実のなる木に10羽ほども群がっていました。
 そこで、ちょっと疑問に思ったのですが、これだけ目立つ実で、しかもたくさんの鳥が群がっているのになぜ食べ尽くされないんだろうということです。
 この赤い実はどこかで見たことがあります。う~~ん、どこだったかなあ。
そうです、高知県立のいち動物公園の遊歩道でした。そこにもたくさんの赤い実がついた木がたくさん並んでいました。その時も「なぜ鳥に食われないんだろう」と疑問に思ったのでした。その時に撮っておいた画像で名前が判明しました。「ピラカンサ」という木なんですね。

のいち動物公園の遊歩道にある名札

 名前が判明したのでちょっと調べたところ、ピラカンサには少し毒があることがわかりました。鳥たちは毒があることを知っていて、少しずつ食べているようなんです。ですから食べつくされることがないんですね。

ピラカンサをバックリ食うめじろ

 鳥が少し食べ、遠くに飛んでいって糞をし、その中に生きていた種が発芽し、新天地でまた生えるという良くできた循環になっているようです。

毒の実をがっつり食べるめじろ

 毒があるとは言っても、こんな小鳥が食べているくらいですから、たいした毒はないような気がします。
 研究熱心と言われる私は、この実を食べてみようと思います。
 (つづく)



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