昨日はJAXA(宇宙航空研究開発機構)主催の宇宙教育に携わる人を対象にしたリーダーズセミナーがありました。
前日にお酒を飲み過ぎたので、朝4時に目が覚めたときにはまだアルコールが体中を循環している感じで胃がムカムカしてきたので、いつものガスター10を飲みました。この薬は二日酔いや胃痛の特効薬で重宝しています。しかし朝まで結局眠れず、眠いし、体調悪いし….。
そんな中で9時30分から17時までみっちり講義がありました。
高知大学(朝倉)
「あなたも宇宙教育リーダー」というテキストをメインに「宇宙教育の目標・科学する心を育てる」、「リーダーの役割・子ども理解」、「活動カリキュラム」、「危機管理・安全教育」、「講演 無重力で脳ミソは何を考えるだろうか」など、子供教育にとって重要なことをたくさん学びました。
参加メンバーの6割~7割は学校の先生だったので、先生方は日ごろからこういうことは議論されていると思いますが、私はこういうテーマにはほとんど接することが無いので新鮮な知識が得られました。
特に、年齢の違う子供たちを一緒にして接する場合は、子供の成長過程をしっかり理解したうえで、個々に接しなければならないことなど、教える側にも多少の訓練が必要な事柄も学びました。
実体験を通して最も大切だなと感じたことは、「子供の好奇心をくすぐる」ということです。子供が「おお!」とか、「うわ~~」とか、「すごい~」とか何か声を発するとこっちの勝ちです(笑)。こういうときは非常にうれしく、やってよかったなあと喜びを感じます。しかし、中には無表情の子や望遠鏡を覗こうともしない子もわずかですがいます。こういう子供にどう対処してよいのかわからなかったのですが、セミナーでは「子供側にもそれなりの理由がある」ということが詳しく話されました。
これらのテキストは保管しておいて、1年に1回くらいは通読してリフレッシュしたいと思います。
テキストの一部
最後に修了証が交付されました。後日「宇宙教育リーダー認定証(3年間有効)」が郵送されてくるそうです。
会場では「活動教材集」というかなり分厚い印刷物が少量配られたのですが、さすがに全員に配布するには印刷費用もかかりそうで、それをPDF(だと思う)にしたCD-ROMが全員に配布されました。ゲルマニウムラジオの作り方とか手作り望遠鏡の作り方とか水ロケットの作り方とかむちゃくちゃたくさん書かれています。小学生の夏休みの工作宿題のネタさがに良さそうです。
左下の黒いのはJAXA絵葉書。真ん中の小さなものはJAXA消しゴムです。使わずにとっておきます。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.