望遠鏡やコンピュータの操作説明会を行いました

 今日は芸西天文学習館の講師たちに望遠鏡やコンピュータの操作方法の説明会を行いました。先のメーカー説明会の時に熱心に質問しながら触りまくっていたら、「先に覚えてから教えてくれ」と言われていたのです。あれから12日が経ちましたが、その間9日間は芸西にやってきて望遠鏡の操作やコンピュータの各種機能の習得、恒星時追尾の試験、太陽系移動天体の追尾試験、冷却CCDカメラの撮像試験、非常停止試験など繰り返し行いましたし、その間、簡単なトラブルも経験しましたので、どうにか余裕を持って人に説明できるレベルになりました。
 16時から説明しましたので、時間に余裕があり全員に直接操作してもらうことができました。
 それと、見慣れない若者が4人いるなあ、だれだろう?と思っていたら、高知工科大学の学生たちでした。大学の先生が来られなくなったので代わりに来たとのこと。かなり興味深深でたくさんの質問を浴びせられました。今後は講師だけではなく、いろいろな人が観測や研究に使うようになるのかもしれません。

望遠鏡操作用コンピュータの画面

 一通り説明会が終わると学習館に移動し、品質チェックの報告や課題など話し合いました。いくつかのメーカーとの話し合いで解決できそうな課題が見つかりましたので対応を要請することになっています。
 しかし、全体としては良好で、すでに一般の人に観望してもらえる状態になっています。
 下の画像は15cm屈折望遠鏡の向きを微調整しているところです。70cmの中央にきれいに土星が見えている状態で、屈折望遠鏡の倍率を最大にまで上げると端にずれていたらしいです。妥協を許さない2人の講師が30分くらいかけてつらそうな体勢で微調整しました。明日は体が痛いと思います(笑)。

15cm F8屈折望遠鏡の向きを微調整している



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