芸西天文台が雨漏りしました

 昨日は長谷川一郎先生を高知駅まで送って行った後、車のラジオを聴いていたら、芸西村の農地が昨夜の大雨で水浸しになっているとか、途中の国道が土砂崩れで通行止めになっていたが現在は回復しているとかのニュースが流れていたので、天文台の雨漏りが心配になって急遽天文台に向かいました。天文台に向かう坂はちょっとした土砂やたくさんの枯葉が路上に流されていた程度で難なく到着しました。
 ドームに入って床を見るとやはり雨漏りしていました。ドームの天頂は雨が溜まりやすい構造なんですが、しかも樋が天頂付近にまで伸びてないので、あまりにも激しい雨が降ると隙間から水滴が飛び込んでくるみたいです。それに老朽化でドームの形状にひずみができているのでなおのことです。
 雨漏りの被害状況を調べてみると、望遠鏡の蓋や各所に水滴が流れた後があるものの、鏡筒の内部には入っていませんでしたので幸いでした。制御系も正常に動作することを確認しました。
 雨漏りの箇所はいつも同じはずなので、台風が近づいたりすると、望遠鏡の向きを少し変えておくなどの対策をしようと思います。
 今年望遠鏡やコンピュータ、カメラなどは最新式になったのですが、ドームそのものはコンピュータ制御できるように改造した程度で、とくに修繕などはしていないんです。ドームはそれなりの費用をかけて本格的な改修工事をする必要があり、現在関係者が努力しています。

雨漏りでまだ濡れている床



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