長谷川一郎先生が高知に来られました

 6月28日は軌道計算の大家、長谷川一郎先生ご夫妻がちょうど3年ぶりに高知に来られたので、村岡健治さんと私で、ガイド役を務めました。先生の今回の目的は「鰹(かつお)を食べつくす」ことだった(?)ようで、鰹の町で有名な中土佐町久礼に宿をとっておられました。夜はやはり鰹メインの料理を堪能されたようです。28日の朝私達が車で迎えに行き、久礼の町を隅々まで徘徊し記念写真など撮ったりしました。久礼は私の母の里なのでなじみがあります。
 その後は高知市中心街の美味しい中華料理の店で昼食をとり、村岡さん宅に行って書庫見学をしました。天文関係ばかり何千冊かありそうです。海外の非常に貴重な本とか、触ればぼろぼろ崩れそうな、戦争中に出版された本などもあり、おもわずキョロキョロしてしまいました。
 夕方一旦ホテルにチェックインして休憩していただいて、夜になってから魚料理の美味しい小さなお店に関勉先生ご夫妻、岡村敬一郎先生が加わって歓迎の食事をしました。もちろん、鰹料理がコースで出てきました。鮮度が良好で大変美味しかったです。

大橋通にある豊樹にて

 食事中に4人がいっせいに長谷川先生の著書「写真で見る彗星」(1980年出版)を出してサインを頂くことになりました。先生は、なぜみんなが同じ本を持っているんだ?という表情で驚かれていました(笑)。
私の本にサインをしてくださっている長谷川先生
(左は奥さま)

 著名な人に会って話を聞く楽しみというのは、やはり"本にかけないような話(本に書いても一部の人にしか売れないような話)が聞ける"ということですね(笑)。いろいろ有益なお話が聞けて充実したひと時でした。
 29日は再び村岡さんと高知市内の観光施設を少しだけ回って、昼前に高知駅にお送りしてお別れしました。
 次にお会いできるのは今年の秋くらいかな。涼しくなったらまた長谷川先生宅にお邪魔しようと思います。

 (前回高知に来られた時の様子は2005年6月27日の記事をご覧ください)


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