中学生に望遠鏡を動かしてもらいました

 今日は高知市の中学生約20人がやってきて、貸切の観測会を行いました。講師は川添晃さんと私でした。
 明るいうちはステラナビゲータ8で夏の星座を放映し、星座を覚えてもらいました。その後、川添講師がオーロラと日食の写真と共に体験談話しました。薄暗くなってから西の空に低い土星を観望し、木星、M11(散開星団)、白鳥座のアルビレオ(二重星)、M13(球状星団)などを70cm反射望遠鏡と15cm屈折望遠鏡の両方で見比べてもらいました。
 今回は中学生ばかりだったわけですが、3割くらいの生徒はコンピュータに興味を持ちました。そこで「このコンピュータを操作してみたい人~っ!」って手を上げるしぐさをすると、いっせいにたくさんの手が上がりました。一人だけ指名したところ、非常に残念がったり悔しがる生徒がたくさんいたので、これはいけないと思って、それ以降の操作はすべて生徒に少しずつ操作してもらいどうにか収めました。またカセグレン焦点を切り替える鏡も生徒に切り替えてもらったりと、まるで操作説明会の様相でした。
 小学生だと自分で触ろうとしないですが、中学生になると自分で操作したがりますね。これは教える側の私にとってよい体験でした。この手は今後も使おうと思います。

 9時に予定通り終了したので、すばらしい星空の下、「これからが自分の時間だ」と気合入れてCCDの準備をし、撮影を始めた途端、全面曇りになってしまいました。
 なんとも運が悪い…。
 一般公開の間だけでもよい星空だったので、まあいいか…。
 川添講師の晴れ男神話は本当だったみたいです。

貸切の一般公開の様子



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