14夜の塩塚高原に行きました

 朝いつもの時刻に起きて「今日は外に出て気分転換しよう….」などと思いながら韓国のカップラーメン「辛」をすすりつつスーパー大戦略IIをやっていたら、携帯電話が鳴りました。川之江のアマチュア天文家・久保氏からでした。これから塩塚高原に行くとのこと。満月で星なんか全然見えないだろうけどと思いながら、「私も後で行きます」と答えて電話を切りました。

 塩塚高原は何度も行っているんですが、今回は私がまだ行ったことのない場所で、キャンプ広場ってところにいるとのことだったので、場所はすぐ分かりました。広い施設ですが、一発で久保氏を発見しました~。
 塩塚に来るのは2008年8月11日以来のことです(1年2ヶ月も来て無かったかなあ?)。

一番上に陣取ったスペースから管理棟方向を眺めたところ

 このキャンプスペースは有料ですが、電気と水道が引かれているので便利です(電気水道は別途料金です)。綺麗に掃除されていて、土埃も気になりません。

 到着してまもなく日没になりました。西の空にサーチライトのようなオレンジ色の光が昇っていたので撮像しました。


西の空に昇るオレンジ色の光

 明るいうちに食事をしました。今夜は久保氏提供の焼き鳥です。ガスコンロで暖めて食べましたが美味しかったです(真っ暗い中では何を食べてもあまり美味しく感じないんですよね~ということで意見が一致しました)。暗くなって北極星がやっと見えてきたので望遠鏡を組み立て、極軸調整しながらうどんを温めました。この時すでにはく息が白かったのでかなり気温は下がっていたものと思います。しかし、全く風が吹かないので実際の気温より高めに感じました。


うどん温め中

 久保氏の28cmシュミットカセグレン望遠鏡の組み立て完了。望遠鏡は真っ黒なので良く写っていませんが、かなり大きなものです。


久保氏の望遠鏡(高橋EM-200に28cmシュミットカセグレン)

 木星に向けて背中に乗っている小さな望遠鏡にデジカメを押し付けてコリメート撮影してみました。4つのガリレオ衛星が写っています(一つは木星本体のすぐ左下にくっついていて明るい光芒に埋まっています)。


木星とガリレオ衛星(コリメート撮影)

 14夜の明るい月夜なので、めったに見ない月を望遠鏡で眺めてみました。やはり眼視で眺めると近くの天体ほど美しいですねえ。いや~、何度見ても月は美しいです。何時間眺めても飽きることがありません。望遠鏡にポータブルデジカメを押し付けて撮ってみました。コリメート撮影にしてはかなり綺麗に撮れました。


14夜の月

 もう一枚クレーターをズームアップで撮ってみました。う~ん、眼視で眺めるほど綺麗には撮れませんね。やはり、月は眼視で眺めるのが一番綺麗です。


月のクレータ(デジカメのズームで拡大)

 月が煌々と照りつけるので星雲などは観測できないのでいくつかの散開星団などを眺めました。
 22時を過ぎるとかなり寒くなってきたし、雲が多くなってきたので私は予定通り自宅に帰りました。久保氏は月曜日(祭日)は仕事が休みとのことで、新しく買ったキャンプ用テントに潜り込んで自然を満喫したことと思います。
 良い気分転換になりました。



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