8月22日夕方の水星と土星の動画撮影の様子です。
拡大撮影アダプタに22mmの接眼レンズを入れて、Sonyのハイビジョンハンディカムを取り付けました。今までやってみたいと思っていたのですが、ハンディカムの取説読んだり、拡大撮影アダプタの使い方を調べたり、導入時の微調整やピント合わせが面倒だなと思って伸び伸びになっていたんです。時々大庭講師がやっているのを近くで見ていたんですが、いろいろと面倒くさそうな感じだったんです。それでいつも、「木星撮っておいてください」って頼んでいたのですが、気合入れてやってみることにしました。
やってみると簡単でした。ハンディカムの取説を見ないで、30分くらい適当に触って覚えました。それだけ使いやすく作られているとも言えます。拡大撮影アダプタも適当に差し込んだり抜き取ったり組み合わせているうちにハンディカムに接続できました(笑)。
望遠鏡の眼視装置に取り付けたのですが、重くてたわんでしまうので、拡大率を上げると星が視野の外に外れてしまうのです。これを中央に微調整するのが面倒くさいです。芸西のシステムはハンドコントローラで望遠鏡の向きを変えられないのです。いちいちコンピュータのところに行って向きを少し変え、また眼視装置のところに移動して確認するという動作を何度も繰り返さないといけないのです。これはメーカーに改善を要求したいところです。
いろいろ格闘しながら拡大撮影のコツをつかみました。
なかなか良い木星の動画もハンディカムで撮影できたので、一般公開で星が見られないときには放映しようと思います。
水星の動画撮影の様子
こんな風に取り付けました
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.