昼間の金星を撮ってみました

 今日は祝日ということで仕事は休み。そこで昼間から芸西天文台に行きました。望遠鏡を制御するLinuxコンピュータの立ち上がりが変という連絡があったので様子を見に来ました。原因は簡単に判明。マザーボードに乗っているボタン電池が消耗していたのでした。近くのコンビニで電池を買い、同じ機種であるWindowsの方もついでに交換して業務完了しました。

 せっかく望遠鏡を立ち上げたので昼間の金星を眺めてみました。現在金星は太陽が沈んだ夕方の西の空を見ると、非常に明るく肉眼で見られます。しかし、昼間はなかなか肉眼で探すのは難しいです。
 芸西天文台の望遠鏡はコンピュータ制御なので、コンピュータの画面の金星のマークをクリックし、移動ボタンを押すだけで一発導入できます。
 下の画像は観望装置にポータブルデジカメを押しつけて撮ったものです。青白い背景に少しオレンジ色に見えたので、見た目に近い感じに画像処理しました。太陽の東側に位置しているので左側が欠けていることがわかるでしょうか。金星は太陽の光を反射して輝いていて、地球よりも内側を回っているので、月の満ち欠けと同じような原理で満月のようになったり、三日月のようになったりするのです。


昼間の金星
2010年4月29日14時42分撮像
芸西天文学習館 70cm F10反射の観望装置に
ポータブルデジカメでコリメート撮影



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