おおいぬ座にある衝突銀河の画像です。撮像したのは1月8日の非常に寒い夜でした。冬の夜は透明度が良くて、肉眼では星がキラキラと輝いて美しいです。しかし、望遠鏡ではこのキラキラが良くないのです。キラキラするのは大気が乱れていて、星が激しく揺れ動いているのです。望遠鏡で見ると上下左右に動き、丸いはずの星が金平糖(こんぺいとう)の様な形になったりして激しく姿を変えます。写真に撮ると、それらすべてが合成されてボケボケの画像になっていまします。
下の画像もやはりボケボケの画像になってしまいました。おおいぬ座は寒い季節に見やすい星座なので、なかなかピシッと引き締まった画像は撮れませんね。
NGC 2207 + IC 2163 (おおいぬ座の衝突銀河)
関連ページ
・ひとりごと2006年10月24日
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.