塩塚高原で星見会という飲み会をしました(2)

 全員が集合したのは日が沈んでからでした。心配になってみんなに電話をかけてしまったのですが、場所間違えてなくて良かったです。
 さっそく、テント張りと久保さんの28cmシュミットカセグレン望遠鏡の組み立てを手伝い、月を見せてもらいました。
 ん~~~、美しい!!
 やっぱり、眼視観望は月が一番きれいです。
 接眼レンズに指を突っ込んだら月に触れそうな気がします。
 月の上(見た目の上)の端に四角い枠とその中に大小のクレータがいくつかある、まるで月面基地でもありそうなイメージに気がつきました。月は満ち欠けするのでその境目は常に光の角度が微妙に変化していることと、わずかにコマ振り運動をしているので、不思議な模様が現れます。見るたびに新たな発見があります。あんな所に深いクレータがあったかなあ?変な所に渓谷みたいなのがある。とか、海と呼ばれている部分が巨大なクレータに見えることもあります。


28cmシュミットカセグレン望遠鏡でコリメート撮影した月
2011年10月9日19時14分

 左の方にも月がネズミかゴキブリにかじられたような部分がありました。写真に撮ると鮮明さが失われまったく綺麗ではありませんが、目で見るとものすごく美しく不思議な模様に見られました。大気の影響で少しだけ波打つのも生々しいです。


28cmシュミットカセグレン望遠鏡でコリメート撮影した月
2011年10月9日19時15分

 月に現れる不思議な模様探しなんか面白いです。
 みなさんも、月の表面をなめるように注意深く眺めてみてください。たくさんの発見があると思います。

 (つづく)



高知県ランキング
上のバナーをポチッと押していただくと著者が元気になりますのでよろしくお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です