しばらく月を眺めて満足したので、次は食事(飲み会)です。テントはありがたいです。外は風が強いので、体感的には真冬という感じでしたが、テントの中には風が入ってこないし、お湯の蒸気で温かいです。やっと落ち着いて話ができます。
まずは、体を温めるためにカップラーメン。これは定番です。
この画像をTweetしたら、某星好き女性から「コンビニメニューパーティーですね」って返信が….。どうにか抵抗しようとしましたが、まさにその通り。次回はコンビニに無い食材を持ってこよう ^_^;
テントの中でカップラーメンを作っているところ
10月9日 19時27分
テントの中で久保さん持参のノートPCで天体写真や星景写真を見せてもらいながら、星の話や山の話が盛り上がってきた頃、とつぜんバラバラと音をたてて雨が降ってきました。その瞬間、考えることはみんな同じで、テントの外に飛び出して望遠鏡の片づけです。片づけている暇はないので、シートをかぶせましたが、朝になってみると久保さんの8cm屈折望遠鏡の内側が水蒸気で白くなっていました。28cmシュミットカセグレンの中にも水が入っているはずです。シュミカセは接眼部を外して上にして干しておけばすぐ蒸発するのですが、屈折は急いで乾燥させないとカビが生えてきそうで心配です。
高知市の知人から「こちらは雨が降ってきました」というメールが届いてはいたのですが、塩塚高原はよく晴れていたので、無防備でした。まさか雨が降るなんて…..。山の天気は変わりやすいということでしょうか。
展望台とテントとススキ
10月10日 2時21分
2時を過ぎたころから再び晴れ間が出てきたので、撮影開始です。月が良い具合に傾いていたので、月とテントとススキを一緒に撮ってみました。ススキが月光に浮かんでいる雰囲気で撮りましたが、実はこれはLEDライトで照明をあてているのです。ポータブルデジカメなので絞りやシャッター速度が指定できず、何十枚も失敗してどうにかイメージに近いものが撮れました。
眠くなっていたのですが、明け方の45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova 彗星を見たかったことと、ISS(国際宇宙ステーション)を撮影したかったので寝ずにがんばりました。
(つづく)
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.
2 comments for “塩塚高原で星見会という飲み会をしました(3)”