冷却しなくても冷たい冷却CCDカメラ

 12月24日(土曜日)は久しぶりに芸西天文台で観測しました。寒かったです。
 よく、冬と夏ではどちらがいい?って聞かれるのですが、いつもしばらく考えた後、「高知県の冬なんてたいして寒くないから冬が良い」なんて答えることが多いのですが、観測中は夏の方がいいですね。夏の天文台には蚊がいるので痒いのですが、それでも冬の寒さにくらべるとましです。

 冷却CCDカメラを冷却するときに、凍らないようにまず10度まで冷やそうとして画面を見ると、冷却パワーが0%と表示されていて、カメラが壊れたかななんて思ったのですが、よく考えると外気温がすでに4℃なのでした。画面に表示されているCCDの温度は冷却しなくても-1.25℃になっていることを示しています。
 わざわざ冷却しなくても撮影できそうですね。冬がやってきたことを実感しました。


冷却CCDカメラの撮像ソフトに表示されたCCDの温度



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