牧野植物園は春バージョンに

 3月20日(春分の日)はセツブンソウを見たくて、15時を過ぎて牧野植物園に行きました。
 この時間になっても、駐車場は満杯に近い状態。休日は車を止めるのに苦労します。
 この前までは入り口にはハスかなにかがじみ~にあったと思うのですが、春仕様に変わって、大皿にチューリップなんかが豪華に植えられていました。

 セツブンソウは入り口から料金所までの間の薄暗い所にあると思って、地面を舐めるように探したのですが、ありませんでした。
 料金所を通過するとこんなに綺麗に植えられたチューリップや大きな花がいたるところにありました。春っぽいです。

 右奥に階段を下りるとバイカオウレン(梅花黄蓮)が。牧野先生が好きだった花です。


バイカオウレン(梅花黄蓮)

 時間が無かったので記念館や建物内の展示物は見ずに庭園を散策。
 シコクバイカオウレン(四国梅花黄蓮)を見つけました。看板の下にある踏みつけてしまいそうな白い花がそれです。

 牧野先生の銅像がある広場にもたくさんの大皿があり、ぜいたくに花が盛られていました。

 南(下)出口近くからの風景です。
 前回来た時はかなり地味な感じの庭でした。それぞれの植物がいかにも自然に咲いているようでいて、小山の中の植物にいたるまでしっかりと名札が添えられていて、スタッフのご苦労を感じながら散策したのですが、現在の春バージョンは、観光客ウケするように派手に明るく、お金をかけた感じになっています。これから暖かくなって観光客が大幅に増えてくるでしょうから期待を裏切らないようにということでしょうか。
 私は以前のように、本当はものすごく手間暇をかけているんだけど、まるでほったらかしのように見える庭の方が良かったな。

 南の出口近くでセツブンソウの最後の捜索をしていた時に女性に声をかけられました。どこかで会ったような?と思ったら芸西天文台の一般公開に来てくれていた人でした。時々、いろいろな所で、「せんせ~い」と呼ぶ声が聞こえ、気にも留めず(私は教員でもないので先生と呼ばれるとは思ってない)歩いていたら、「先生!!」っと前に立たれ、はて?と思うことがよくあります。なかなか思い出せずいつもたいへん失礼しています。

 結局セツブンソウを見ることはできませんでした。ざんねん。



高知県ランキング
上のバナーをポチッと押していただくと著者が元気になりますのでよろしくお願いします。


5 comments for “牧野植物園は春バージョンに

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です