梅雨が明けました。2ヶ月ぶりの観測です

 今朝からえらく暑いなあと思ったら、梅雨明け宣言が出されたんですね。一眼デジカメを手に入れて以来、雨の風景と花の接写と昆虫の世界ばかりで記事を書いていて、『やっぱり天体写真は挫折してしまったな』なんて思われていたと思いますが、残念ながらまだ挫折はしていません。
 梅雨明けの第一弾はこんな感じで彗星の観測を行いました(下の写真)。
 ん?緑色のピラーしか写ってないじゃないかって。すみません、構図を考えている余裕がありませんでした。スリットからは白鳥のおしり付近が写っています。くちばしは右上の方向です。


はくちょう座付近に望遠鏡を向けて

 夏の天の川がまるで雲のように白く輝いていました。特にさそり座付近はすばらしく、まれにみる星空でした。
 この素晴らしい天の川をアストロトレーサーを使って撮ろうと思ったのですが、車の中に忘れてきたことに気づきました。車までは歩いて数分なので取りに行ったのですが、その間に雲が湧き出てしまいました。
 うす雲があるながらも、カメラを三脚に乗せて、はくちょう座付近に向けて撮ってみたところ、こと座、はくちょう座、わし座の一部が写っていて、夏の大三角がどうにか写ってくれました。うす雲に覆われたままの撮影だったので鮮明さに欠けます。いや、強烈な画像処理をしているので、むしろ肉眼では見られないほど不自然に濃い天の川という見方もできます。ここらへんは永遠のテーマですね。


はくちょう座付近の天の川
(夏の大三角)

 この間、望遠鏡は彗星を追跡中でした。
 来年の3月には肉眼彗星になることが期待されているパンスターズ彗星や、最近発見された少し暗い彗星を観測できました。画像は明日にでも掲載したいと思います。



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