芸西天文台「望遠鏡を作って月を見よう」

 芸西天文学習館で夏の天文教室「望遠鏡を作って月を見よう」がありました。夏休み期間の一般公開は満杯で忙しいので、私も講師として参加しました。ほとんどは小学生とその両親です(夫婦とも参加の人が多かったです)。望遠鏡は手作りキットですが、レンズは結構いいものが使われていました。メインの講師は大庭先生(教諭)で毎年やっていることもあり、さすがに説明が上手です。私は、「なるほど、プロはそういうふうに説明するのか…」と指導方法を学びました。私や他の講師は適当に散らばって、苦戦している子供を見かけたら手伝ったりしました。2時間くらいかけてゆっくりとしたペースで完成させると、明るいうちに導入の練習をしました。倍率がかなり高いので導入が大変です。でも、三脚に固定すると非常に良く見えました。色収差をなくすために合わせレンズになっていて、手作りキットとは言え、かなり贅沢なものです。
 夜になると作った望遠鏡で月を見たり、天文台の望遠鏡で金星や木星を観測して楽しみました。私は60cmの望遠鏡を動かして導入したり、一人ひとり天体を見せながら解説したりしました。
 16時に始まり21時に終了したんですが、力を抜くところがわからず緊張しっぱなしだったのでクタクタに疲れてしまいました。
 小学生たちに天文を教えるのは本当に楽しいです。


望遠鏡の製作中


完成した望遠鏡で導入の練習



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