1月16日に彗星が発見され、C/2005 B1 (Christensen) と名前がついたわけですが、この彗星、名前がついた後、2004年3月23日にLINEARにより発見され、2004 FS101という仮符号のついた小惑星と同じ天体だということがわかりました。2004 FS101は軌道傾斜角が87度もあり、離心率も0.95で、軌道長半径が60AU前後で(私の計算による)、どうみても彗星の軌道でした。
C/2005 B1が発見された位置は、2004 FS101の観測データから計算した軌道と比べて2.5度しか離れていません(私の計算による)。
The NEO Confirmation Pageに掲載された時点でこのことに気づいた人はいなかったのかな?
(あっ、いやいや、けっして命名にケチつけたり、中央局になにか訴えているわけではありませんので、くれぐれも誤解されないよう、お願いします)
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.