今夜も芸西天文台に行きました。
すでに関勉先生は到着されていて、コンビニで買ってたおにぎりを食べる暇もなく、2人で電源投入操作を行いました。今夜は主に関先生に操作していただきました。今夜は私が説明役だったのですが、面白かったのはコンピュータが関係する部分は私の方がよく知っていて応用が効くのですが、望遠鏡本体や接眼レンズ、カメラの取り付け操作などは先生の方が早かったです(笑)。「ああ、なるほどそうやって接続するんですねえ~」、なんて言いながら光学系の品質チェックの方法など、いろいろ教わりました。これからもお互いの得意な分野を出し合っていきたいです。
ドームの中
コンピュータの起動が完了したら、いろいろな天体に向けてみました。淡い雲に覆われながらもおおくま座の二重星や土星を見ることができました。70cmをかなり高い倍率にしたり、最も視野を広くしてみたり。また15cmの屈折にいろんなアイピースを差し込んで品質をチェックしたりしました。
15cm屈折望遠鏡
仮納品されていた貸出用の冷却CCDを内緒で使ってみようとたくらんでいたのですが、メーカーが持って帰ったようでたくらみはかないませんでした。
しかたないので、NikonのD200を関先生とあ~でもないこ~でもないといろいろくっつけて、70cmのベントカセグレン焦点に付けてみました。撮影しようとしましたが、「メモリーが入っていません」とかのエラーで撮影できませんでした。別売みたいです。しかし、光学ファインダーには星が写りましたので、メモリーさえ買えばすぐに撮像できそうです。
先生と2人で、接眼レンズを全部箱から出して床に転がしたり、デジカメ本体と付属部品やコードを床一面に放り出したり、
「接続リングは??」
「これか?」
「いやたぶんこれでしょう….。」
「ああ、あの箱の中に違いない….。」
「う~~~ん、無い…。」
「あっちの箱だ…。」
「あった~~~!!」
とかって、2人で地べたに座って、さんざん散らかしました。
まるで子供がおもちゃ箱をひっくり返して遊んでいるように見えたかもしれません。
後片付けが大変だったのは言うまでもありません。
以上、4月1日の稼動テストの風景でした。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.