掲載の順序が逆になってしまいましたが、12月23日の早朝に月と水星の写真を撮りました。水星は太陽に近い軌道を回っているため、いつも太陽の近くにあり、なかなか見ることができませんが、この日、水星は西方最大離角で、太陽から最も離れた位置に見ることができました(下の軌道を参照)。
2011年12月23日現在の惑星の軌道図
春野漁港で船とともに撮ってみました。この時の高度はわずか9.2度と低空です。しかし水星の明るさは-0.3等と明るいことと、真冬の抜群に透明度の良い朝だったので、低空であることを感じさせないほど明瞭に見られました。下の写真ですが、中央に月があり、その少し左に白い点がありますが、それが水星です。水星はこの後どんどん太陽の方向に移動していきます。
西方最大離角の水星と月
2011年12月23日 6時17分撮影
コンパクトデジカメのズームを最大にして撮ってみました。左の輝点が水星です。月の輝面はわずか4%です。これから2日後に太陽の手前を通過しました。
水星と月
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2 comments for “西方最大離角の水星を撮りました”